色々な食べ方に最適なあきたこまち
あきたこまちはオールマイティーです。
粘りが強く、甘みやコクがあって、冷え(冷えを改善するためには、口に入れるもの、つまり、食生活と生活習慣を見直す必要があります)ご飯になっても味が落ちないと言うのが「あきたこまち」の特長です。そのため、炊きたての温かいままのご飯はもちろん、冷めておいしい為お弁当やオニギリにも最適だと言えます。
また、白米食に比べてご飯がパサつきやすい
−玄米や発芽玄米(どちらかというと女性の方が好きですよね)
−5分、7分などといった分搗き米
でも、粘りの強い「あきたこまち」はパサつきにくいため、美味しく食べられます。
あきたこまちの欠点?
そんなオールマイティに使用できるあきたこまちにもちょっとだけ欠点?が…
ズバリ「吸水性」が遅いでしょう。その為に、炊き方により、味が大きく左右される個性の強い品種です。 ですから、下の炊き方のコツを読んで、ぜひとも美味しいあきたこまちを召し上がってください。
あきたこまちを美味しく炊くコツ
まずは洗米(米研ぎ)〜吸水性を高める為にしっかりと研ぐ〜が重要。お米を 「研ぐ」ことは、米粒に微細な傷がつき、吸水性を高めてくれる効果があります。「あきたこまち」などといった吸水性の低い品種では、しっかりと研ぐと、吸水が促進され、漬け置く時間が短くてもふっくらご飯にするのに役立つ為す。(特に、お米の水分が少なめの場合や洗米後に水に漬け置かずに直ぐにご飯を炊く場合には、ちゃんと研ぐように洗ってください。)
ポイントは、今のお米は、無洗米でなくても、研がずに炊いてもおいしく食べられます。(吸水性の遅いあきたこまちでも、きちんと水に漬けると研がなくても大丈夫です)では、昔は、「研ぐ」ことに何故こだわったのか?
それは、昔は乾燥や貯蔵方法(選択を誤ると、取り返しのつかないことになることもあるかもしれません)や精米機の性能が悪く、お米がカビたり、糠が付着して酸化することにより、その臭いや味がご飯に残ることがありました。 そのため、ちゃんと研ぎ、異臭を取る必要があったのです。
現在は、お米の貯蔵・精米方法もよくなり、それが原因で臭いや味が変質することはほとんどなくなっていらっしゃいますから、研がなくても美味しく食べられるのです。(ただし、吸水性の遅い「あきたこまち」の場合は、研ぐことで吸水性を高めるので、可能な限り研いでくださいね。)